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オモテ


文句を吐き散らすことで
弱く見える

よくさげすむことで
卑しく見える

何も言わぬことで
何もない

でも、
すべてにウラもあって

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やじろべぇ


たまにね
「支えられている」のか
「支えている」のか分からなくなる

そういう場所に立たされている
なんでもない処に転がっていても
まあ、なんとか良いのだけれど

つるんでいたらそうはいかない
左に片寄り
右によろめき
どうしようもなく不恰好

そんなら
支えてやんなきゃダメでしょう


一人が大きく落ち込んだって
二人でせーのと助け出す

そうさ
俺たちやじろべぇ

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悩むときはなぜまわる


一番嫌いだと思う相手が
実は他の誰より自分を好きだと想っていてくれたら

それは「素敵なこと」だと言うけど
そんな時の「自分」を知らない

「嫌い」とも「好き」とも告げないロータリー
周(まわ)って周って次こそは

と思って回る
でもそれは
素敵なことだ
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地図の上の星


世界地図に飛び込んだ先に
私はじしっと座っている

地図を広げれば自分の場所が必ずある
曲線の無い地球に一指し置おけば
指し示す頭のてっぺんに辿り着く

粒ぞろいの星々の光線が
えがききれない宙(そら)から届くように


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夜景


夜になるのが恐かった人々が

足元照らす灯りをともせば

宵を着飾る唯一の景色
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すぽんじ


握り潰されるのは好きじゃない
素(もと)の形が理想だから

理想のままでいたい
けれど、そこに私はいない

いるのは理想のカタチだけ
握り潰されるのは好きじゃない


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愚痴こぼし美術館


昔はよく木の肌や岩のシワ、
雲の表情なんかを見て回った
花は特に眺めていた
家々の軒の先に季節を巡った

最近は木は立ち、岩は仏頂、雲は呆け
只者にしか遭わなくなった

花だけはそれなりに美しく思う

ただ、昔のように
心まで奪われなくなった

餓えている

外から得られるものばかり

そう言うのをたちが悪いとさ……

「そうだね」と仰ぎ見たとき
少しは顔に見えなくも無かった

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百合が咲いた


庭先の百合を見繕みつくろって
陽灯ひあかり摘む花瓶に活ける

ちょいとのいて見なしゃんせ

咲いとるでしょう
生きてるでしょう
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鉛筆削り


鉛筆を使う
鉛筆削りを使えるのだから
磨りつぶした鉛の先を削り磨ぐ音は
つっかかり鈍さがなんだか心地いい

もう少し長く聴いていたいと思うが
盛んな鋭気は戻りが早い
最初の初筆うぶふでを
自芯が一番味わいたいのかな

紙面に触れたはじめの運びは
濁ることなく気持ちがいい

屑篭くずかごはらったときの
削りかすの残す香りは
一本の木の香りがひかえめに
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うちわ


団扇の風はやわらぎ抜ける
甘く流るるときも
いたずらに吹くときも
人の手ならば穏便に
ふぅふぅ、パクパク言いながら
熱を冷まして運んでくれる

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わっぱが笑えば


子どもたちは炎天下の主である
はたまた
冬将軍の天敵だ

笑い飛ばす力の前に
夏は汗かき
冬は凍える

どこでも笑いが子どもの自然
そのうち
夏の太陽も笑い出す

それなら一緒に笑えばい
冬将軍が泣いて見えたら
笑って励ますのがさっぱり好い


笑い燦燦さんさんもと
轟轟ごうごうの中であろうと

自然とともに生きた智慧

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天日干し


絨毯踏めばホコリが舞うし
布団叩けばホコリが逃げ出す

人間たたきもホコリが出よる
打たれ蹴られ
それでも今日は
陽の出る日だと見上げたやつは
ホコリまみれた天日干し

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自分らしさ


かれた猫が引き摺る後ろ足を観て
良心の目を塞ぐあなたのココロが私の袖にいる

袖を引いて猫の元へと連れて行こうとするが
私はグっとその目を塞ぎ
その手を引いて去っていった

途中、胸の骨を内側から引っ掻かく王冠を拾った
昔飼っていた犬の散歩が面倒だと思ったことを忘れていなかった

「大人になっても全部あなたなのだ」と
蒸し返す証人たちの笑顔がフツフツと
色あせたものを磨き上げている

閉じかかる目の隙間に
差し入るたびにチカチカとして
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純粋な、純粋な潔白の虚(そら)なら
海も倣って白波が消える

それを見上げて
胸の内ははたして晴れるだろうか

潔さはかえって胸がかないこともある

純粋に写ることが
穏やかな眼差しを還すとは限らない

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子は思う。親は想い


瞰下かんかする都会の溝を行き交うのは
息苦しい
そんな苦しさを吸い過ぎ倒れて

それでも生かされたとき
此処にいて良かったと思った

それは人の子親心
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蝉の抜け殻


抜け殻を遺し
ぎりぎりと耳障りに生き
楓の葉から掘り起こされたら
風物として拾ってくれるだろうか

抜け殻を遺し
物静かに耳を労わり
「風物にしておくれ」と頼んでおいたら

拾い上げたとき
暑さを笑えるだろうか
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プロフィール

稲穂多記  InahoTaki

Author:稲穂多記  InahoTaki

未完成なモノの場末の掃溜め。 ほとんどガラクタでたまには照る照るモノ。 ※YouTube動画始めました。コチラから。よろしければ。8/2更新

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