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日々割れた土

 日々割れた土

あぐむ涙は枯れてしまって
「薄情な奴だね」と言われます。

たったひとつ
おそらくは決別の荒野で
枯らしたのです。
旅の途中
出会いの運命のため
枯れてしまったのです。

それならば
いま一度〳〵

傘を待たない驟雨しゅううの中
熱に変わる水と咽喉


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かくれんぼ

 かくれんぼ

きみの目が笑ったとき

僕はきみを見ていなかった

僕はボクとハイタッチをした

肩を組んでプロレスごっこをした

きみの目が笑っていたとき

僕は隠れてボクだった

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逞しかった海

 逞しかった海

私が船を引けるくらい

海はなんと力持ち

海に力がなくなって

焼かれたように昇っていったら

私が泣いていようとも

空の青さに腕はない

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……我よ我よ



クズ箱を漁り
ガラス片の妖光すら珍しく
手の平に握り
争い受けた痛みを真似て
血を見たことに興奮し
猛る心に矜持きょうじを保つ

――こんなことでも
   繰り返さねば……

心ばかりが強さに溺れ
ただ目の前にあるものが

死ヌルモノダト泣ケマイカ!
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夜行貨物列車



旅にも夜更けは物悲しく
乗り遅れたような貨物の汽笛が
私の背から発った気がする

こゝろ疲れた夜更けほど
眠る準備は万全で
床に着いた落日に
物悲しさが溢れ出る
車輪の音をニ、三数え
聞こえぬレールを架け足し往けば
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KORE MO NIHONGO ?



WA WA KOTOBA GA
HEN DE GOZAI MASU

WATAKUSHI NO 
SHIRI ERU 
KAGIRI DE WA

ROMA NO MOZI TO
ZONZI MASU

SORE NI NAZE DE
GOZAI MA SHOUKA

KUCHI NI DASANANI



ANSHOU NO NAKA
ATAMA NI HIBIKU
KATAKOTO NO KOE

DOU KIKOU TOMO
WATAKUSHI NO
KOE DEWA 
GOZAI MASENKA !
 
WATAKUSHI NO 
NIHONGO GA ROMA NO
MOZIHEITATI NI
SHIBARI AGE RARETE
TUKAMATTE
SHIMATTA NO KA !


WA WA KOTOBA GA
HEN DE GOZAI MASU

TADA SOREDEMO
NIHONGO WA NANNAKU
TUUZURU MONO DE 
GOZAI MASU 。
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拍手ボタン



拍手ボタンがありまして
凸と押せは致しませんが、
平面ののっぺりとしたわたくしの
或いは姿見などと申せましょうか。
胸映むなはゆくも自身を分けた
(『貼り付けた』が妥当でしょうか)
表舞台(『裏表舞台』が妥当でしょう)
にございます。

ご閲覧いただきました
殿方はたまたご麗人の
クリック凹とさり気もなしに
麗しなや うるわしなや




お発ちののち
目の当たりにしたわたくしの
地蔵に拝す老婆のこゝろ持ち

拍手ボタンがありまして
それは〳〵ありがたく
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沈めやしずめ



陽よ沈めや
ミモザの花に

灯に沈めや
ハタラキアリ

火に沈めや
本能寺

日よ沈めや
欄干のひと

非よ沈めや
現人ノ神
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雪残り



まだてんこと残る棄て雪山
便りの来るまで達者に萌えよ

野に明け暮れた煤けた顔で
夏のど真ん中に潜り込み
集中砲火のだる日を
救援部隊が降り立つ日まで……

隣りで起きたタンポポは
驚きさっさと飛んで行ったぞ

いまはみんなお前の味方だ
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生きる



生きると生きた人がいます

生きると書いた人がいます

生きるを画いた人がいます

生きるを見てる人がいます

今日もどこかに生きています
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口先の指先に劣る感覚……



ピアノの詩人はいたけれど
詩人のピアノに詩はなくて

詩のような画は観たけれど
画のような詩のつまらなさ

歌いたくない酔いもわかる
歌わずにいられない僕寝ん人

忘れてしまえばタダのヒト
楽に生きてかまわない

忘れたことに気づかれて
口を押さえる隣人の



悲しみなどはいつの日も
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一十百千万吐息



「一」を吐けば
   人生ひとつ。

「十」と吐けば
   畜生露命ろめい

「百」と吐いて
  意外に足らない数だと笑う。

「千」を吐けば
  成すには数を忘れること。

「万」と吐いて
  そうそう涙は溢れない。



「十万」と吐き
   眠る日数ひかずの哀れれ。

「百万」と吐き
   金の臭いがツンと濃くなる。

 溜息ひとつに
        そう、 
            思う。


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優しさ旅路



優しさを遠ざける人のそばにいれば
優しさが何かを教えてくれる

悲しみいだく人のそばにいれば
優しさが何故かを教えてくる

怒りもがく人のそばにいれば
優しさがどこかを教えてくれる

楽しみを知る人のそばにいれば
優しさのありかを教えてくれる

喜び合う人のそばにいれば
優しい人がそばにいる



優しさは永い道の人の近さ
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夏は外から



楓の木が青青として
蛙がチロチロ啼いている。

茄子はあぶあぶ腹に水を貯めて
暑さのなかを寝過ごす気だ。

川面はこれからせっせと輝く。
陽が照っていればいるほど
澄んだ瞳を輝かせバタバタ泳いでいる。

野草も声を挙げるに十分なほどの
仲間を揃え、日を明々あかあかと追い駆けている。

望み過ごせば、
夏はどこまでも元気いっぱいだ。
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常に ある



私には有る
眼前、胸中にさえ
財布の中に
期待と共に
希望の影に

私に有る
目覚めるとともに
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Ⅴ 手 



海を見ていた
カラダが燃えて
のんどから
日が沈む

夕闇の袖
瓦礫さ庇い
浪音さ……
舟を漕ぐ

だが――手を見せろ!
泥泥泥ダ!
キレイだろ?
美しい!



ナガレルモノカ!
人ハ! 美シイ!

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プロフィール

稲穂多記  InahoTaki

Author:稲穂多記  InahoTaki

未完成なモノの場末の掃溜め。 ほとんどガラクタでたまには照る照るモノ。 ※YouTube動画始めました。コチラから。よろしければ。8/2更新

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ただでさえつまらない与太事ばかり書き連ねている場所にもかかわらず、
こんなところまで気がついてくれて
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