FC2ブログ

Entries

しばらく休止いたします。

しばらくの間ブログの投稿を休止いたします。
もし、コメントなどあれば残していただいてもかまいません。
お返事はなるべくいたします^^。

Twitterの方はつらつら。
関連記事
スポンサーサイト

忘原本

 妄原本

ほんとうは暗闇の中
あの本広げて耽っていたい。

元来わたくしめに
そのような才は備えておらず
陽射しか、灯りを頼ってばかり。

炙りあげた文字を抓んで
つらつらと料簡場にて
くうを想えば――
真っ暗な精錬所に
先祖代々おるものなら、と。

目玉の孔を骨は埋めて
眉は仕事を失って塵の如く


触覚が生えてきますので
(おそらくは、口の周り、顎、頬、眉)
立つのは危険と這って探り
小突いた分だけ毛が茂り
小突いた分だけ首は引っ込む

鼻はここぞと先駆けて
唇へっこら付いてく
暗闇読書の妄原本
いつぞや文字が閃きましょう

こうした世迷いごとばかり
夢物語 与太語りヨ
   
にほんブログ村 自作詩・自作ポエム
人気ブログランキング 詩・ポエム
関連記事

げーむぷろぐらむ

 げーむぷろぐらむ

「立ち入り禁止」
の看板があると
立ち竦んでしまうのだけれど
そこに他人ヒ トなんていないわけで
ボク一人が置かれていて
『改訂版ルールブック①』に添って
「ああ、しまった!」と
綿密なこのゲーム
「よし、わかったぞ。いったん大通りに戻り、
次の角を曲がれば――」

よくプログラミングされている。
あたらしい人工衛星が飛んでいくたびに
受信信号が強くなっているな。
次はナンだ


「私語厳禁」
・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・!
・・・・、・・・、
・・・・・・!

・・・
・・
・。

「ボール遊び禁止/犬の散歩禁止/立ちこぎ禁止/ふたり乗り禁止/不審者出没注意!/大きな声はヒトの迷惑になるのでやめましょう」



(なんなんだ! さっきのアイツ!
 バグは困るよ……。
 消去してもらわねば、
 まったく、管理がなってないよ。ツツツツツ ピーーース、)
   
関連記事

ぼくらは昔、翼があって飛んでいたのかもしれない!

 ぼくらは昔、翼があって、飛んでいたのかもしれない! 
真下から風が吹き上げている
ぼくは浮かないように
体を少し気泡のようにしながら
つま先だけで立っているようだ

――直立姿勢だとぼくの体は
  後ろか前かに揺さぶられて
  換気扇のけむりのように
  巻き込まれて仕舞う
「それは楽しい!」なんていうひとがいるけれど、

忘れてしまったのかな。
ぼくらは昔飛んでいたこと……。




だってさ、
落ちていくときの顔を知ってる。

    にほんブログ村 詩
    人気ブログランキング いなほ
にほんブログ村 自作詩・自作ポエム
人気ブログランキング 詩・ポエム
関連記事

逆上がり

 逆上がり

身体をみつめる
ふるえていることがわかった
唇から
鼻から
雨が降った
ここで初めて
たった三点で立たされ
世界のプリズムにわたしを写す
巻き戻しているわけじゃない
自分が融けて
不愉快な
王様みたいな足が
今ちょうど水溜りを踏んだ
緊張している。
あなたはまだ知らないのでしょうけど


わたしが視てほしいとおりにみてくれるから
なんども通った
知っている場所によ。
そこから振り向いて風除けのまま走って戻ってきてるのだから。
立ち止まったってことでしょ。
だってこれ、終りから書いているのだから。
緊張している。
コレ、詩なの? ワタシにはわかんないよ
(でもMy Back Pagesはちょうど3番だよ)
鼻から逃げた汗のにおいがそうやって走っているのよ

    にほんブログ村 詩
    人気ブログランキング いなほ
にほんブログ村 自作詩・自作ポエム
人気ブログランキング 詩・ポエム
関連記事

ⅡⅩⅧ 雪撥ねの夜

 ⅡⅩⅧ 雪撥ねの夜

赤きとばりの雪ねの
ぼうっと星観る空の陰
体の重く沈まる音に
地面の伏せた別れにふるえる

赤きとばりの雪撥ねの夜は
街灯などは飾りのようで
月のトレーンを見送るばかり
吐く 息に吹かれて浮かび(漂えるよ)

赤きとばりの雪撥ねの夜は
火照った体を抱き寄せる
もう口はいらないので
先にうちへと入ります



ただ、二つの手だけが――ああ、この奮える夜へ
わたしと共に突き放され 倒れている

    にほんブログ村 詩
    人気ブログランキング いなほ
にほんブログ村 自作詩・自作ポエム
人気ブログランキング 詩・ポエム
関連記事

根性? ばかか。

 根性? ばかか。

指先腹に押し込んでくるの
            くろくてくろくて
     焦げているもの
 そうそう
     しろくてこげてもしろい

嫌(や)な音をだす
         アイツに
             会ってくれるんだって、

もうそろそろ
素直に
痛いって言えばいいよ。
         にほんブログ村 詩
         人気ブログランキング いなほ
にほんブログ村 自作詩・自作ポエム
人気ブログランキング 詩・ポエム
関連記事

ⅡⅩⅦ ぼくは風に

 ⅡⅩⅦ ぼくは風に

奥だか隅だかに有る
鉄パイプのカンカラカンの響く わおん
暗いからよく分りませんが、(暗いと助かります)
ヒトの手から落ちた わおん

風見鶏の高らかな夜です
ウィンドブレーカーが流行でして
 〝みぃんな風になりたカッタ!〟
頭を撫でられることなんかより

 〝みぃんな風になりたカッタ!〟
 すこしずつ 少しずつ (もう頬は風だよ)
 すこしずつ 少しずつ (手のひらは風だよ)
 少しだけ すこしだけだよ (ヒザガ、サムインダ)



鉄パイプの穴 塞がれて
(「風ニナリタカッタヨ!」)

    にほんブログ村 詩
    人気ブログランキング いなほ
にほんブログ村 自作詩・自作ポエム
人気ブログランキング 詩・ポエム
関連記事

君とは例外のみでお話を

 君とは例外のみでお話を

君とは例外のみでお話

マイクロフォンは足元に置き
踏んづけた足音ごと音速で空に返してやろう
ロケットになった気分はどうだい?
(――今回は一段だったけれど
 三段まではいけるはずだから
 どうか準備は怠らずに――)

校庭のライン引きは蹴り上げるためにあるんだぜ
お掃除ロッカーのバケツだってそのように――

ボール遊び禁止の公園では
鴉の屍骸は、いいんだぜ(〝アイ〟モカワラズ)



スーパーボールは狭い通路か
角だらけの室内がいい
地面を撥ねるくらい蚤だってできるさ

そして、海へ行こう!――
大時化のニホンカイ!
おもいっきり 鼻から息を蓄えて
それから ぐっと歯を食い縛るんだ

そうしましたら、
 「君はそれだけ笑えるんだよーー!」

    にほんブログ村 詩
    人気ブログランキング いなほ
にほんブログ村 自作詩・自作ポエム
人気ブログランキング 詩・ポエム
関連記事

砂の時計

 砂の時計

胡桃のホールクロックの振り子は砂でできています。
長針短針も砂です。
秒針だけはつまらない鉄です。

時間など刻んでいるはずもなく
ただ時計の形をして佇んでいる
私は哀しい

秒針だけがペチカの火に応えている
ツマラナイのです。

もし、たった一秒――
歯車を動かせば
忽ちに崩れ去り
胡桃の木枠と砂と鉄


私は砂の上で墓標となり
天を指し佇んでいる

 しかし! 誇りがあって!

    にほんブログ村 詩
    人気ブログランキング いなほ
にほんブログ村 自作詩・自作ポエム
人気ブログランキング 詩・ポエム
関連記事

折句 116 117 118

 一一六

さわやかすぎて
つかれてしまって
きぶんがおちて
ばかだなあ……なんて
れつにならんで日除け

 一一七

ごはんをたべて……
がいしょくもいいな
つぎの金曜にでも
びふてき食べたいな
よし!
うなぎもたべたい。

 一一八

さくも美し
くちるも恋し
らいせもおまえを愛でるだろう

    にほんブログ村 詩
    人気ブログランキング いなほ
にほんブログ村 自作詩・自作ポエム
人気ブログランキング 詩・ポエム
関連記事

追憶

 追憶

ほんとうは灰になって
煤になったモノに価値がある

だれも認めはしないけれど
擦り込まれたことにもきがつかない

自分の脳ミソには
自分で触れること見ることもかないません

ですから私の追憶というものは
私の頭の位置よりも

ずっと後方
時間軸や加速度もない



髪の毛の下
頭蓋に触れても

昨日今日の境もなく
銀幕のような纏わりに

投影されては
暗転の瞬きの中――

見上げているほか、
――ないのです

    にほんブログ村 詩
    人気ブログランキング いなほ
にほんブログ村 自作詩・自作ポエム
人気ブログランキング 詩・ポエム
関連記事

鈴の音

 鈴の音

いつものように考えることができず
あなたのこと

どちらかがいなくならなければ
と 指を――引き それから左右に曲げたりしてみます

それはいちばん あなたとわたし
飲み乾すべきはいなのだと

お皿が割られて
空気振動となった体は

見たこともない標札の数字だけが頼りです
――全力で走り寄れば出会えないことを示している



左手には鈴を持っていて
包帯で括り付けてあります

わたしには包帯の結び目が
後悔の形に視えます

それでは、 
この鈴を持っておくべきでしょうか

わたしの物ではない

    にほんブログ村 詩
    人気ブログランキング いなほ
にほんブログ村 自作詩・自作ポエム
人気ブログランキング 詩・ポエム
関連記事

きみ想へば

 きみ想へば 

眩しい太陽に向き合い
自ら瞬きをし
ストロボ焚いて
解析をする
なにをさ?
きみのカタチを

    にほんブログ村 詩
    人気ブログランキング いなほ
にほんブログ村 自作詩・自作ポエム
人気ブログランキング 詩・ポエム
関連記事

少女

 少女

少女がひとり立っている
あれは間違いなく少女だろう
蝶ではなく小鳥なのだ
身振りから瞳までが小鳥なのだ
飛んでゆくことよりも
小さな虫を啄んでいることに夢中
空を飛ぶことなんて体重の確認程度で
雄の品定めはすわえの木陰
あれは間違いなく少女だろう
蝶と成るまえの

    にほんブログ村 詩
    人気ブログランキング いなほ
にほんブログ村 自作詩・自作ポエム
人気ブログランキング 詩・ポエム
関連記事

ⅡⅩⅥ 無能石膏網

 ⅡⅩⅥ 無能石膏網

ぎぷさむ
雨に含まれ
流れてくるものなら
ようやく蜘蛛の糸を信じられる

ぎぷさむ
手を広げた指の間
輪になってくれるのなら
喰える程度になりましたか?

ぎぷさむ
纏わりきらない糸が垂れて――
渦を巻いてワタシを引く
――一瞬……愛について涙を流す――



頬からまっすぐに地上まで
〝ナミダ″ つながっている

    にほんブログ村 詩
    人気ブログランキング いなほ
にほんブログ村 自作詩・自作ポエム
人気ブログランキング 詩・ポエム
関連記事

Appendix

プロフィール

稲穂多記  InahoTaki

Author:稲穂多記  InahoTaki

未完成なモノの場末の掃溜め。 ほとんどガラクタでたまには照る照るモノ。 ※YouTube動画始めました。コチラから。よろしければ。8/2更新

最新記事とコメント

↓今までの記事です

 

インフォメーション

お立ち寄り頂きありがとうございます。いなほ です。
ただでさえつまらない与太事ばかり書き連ねている場所にもかかわらず、
こんなところまで気がついてくれて
どうもありがとう。
良いことがありますように。

QRコード

QR

Powered By FC2ブログ

今すぐブログを作ろう!

Powered By FC2ブログ