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ⅢⅩⅡ 手紙
ⅢⅩⅡ 手紙
穏やかな午後の陽
私は幾つかの嘘を浮かべ
瞼に紅く燃える陽に
沈めてしまおうとしました
緩やかな夏の陽
風が止めばひりひりとする
些細な出来事でさえ罪深くなり
目を開き避けなくてはいられない
夜は世で少し騒がしく
風見鶏も星を見る
ゆっくりと目を閉じるということをしてみて
ようやく息をしていることに気がつくのでした
思い出には早くも蝶が来ています
朝です
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「詩」という言葉を拝借して書いております。
ⅢⅩⅡ 手紙
穏やかな午後の陽
私は幾つかの嘘を浮かべ
瞼に紅く燃える陽に
沈めてしまおうとしました
緩やかな夏の陽
風が止めばひりひりとする
些細な出来事でさえ罪深くなり
目を開き避けなくてはいられない
夜は世で少し騒がしく
風見鶏も星を見る
ゆっくりと目を閉じるということをしてみて
ようやく息をしていることに気がつくのでした
思い出には早くも蝶が来ています
朝です